2012年9月21日金曜日

宣教協議会でのご報告

皆さんこんにちは!
もうすぐ10月だというのに、まだまだ本州は暑いですね。
北海道はなんとなく涼しくなってきました。代表マカリオス・ロダです。
10月に入るとグンと寒くなるので、今から衣替えです。

さて、先日9月14日~17日に行われた、日本聖公会の管区の会議
「日本聖公会宣教協議会」
に、U26運営委員からも何名かが、教区の青年代表として参加しました。
メンバーとしては、
マカルオス・ロダ
セント・クリストファー
ハンナ
(一部日程のみ)パトリシア
それぞれが、各グループでの討議で、各自の考えや教区の問題を分かち合いました。

この宣教協議会には、各教区の主教をはじめ、常置委員メンバー、財政担当、宣教担当、広報担当、女性担当、幼保・社会事業担当、そして青年が、各教区から”代表”として集まりました。

宣教協議会のテーマは
「いのち、尊厳限りないもの」―宣教する共同体のありようを求めて―
というもの。テーマにふさわしく、いのちについて、宣教について、共同体について、深く考える毎日でした。

協議会では基調講演として、清水靖子シスターの原発に関する講演
長谷川司祭・越山健蔵司祭の「いっしょに歩こう!プロジェクト」報告
西原廉太司祭の「わたしたちの宣教を思い描くために―日本聖公会の宣教の課題と可能性―」講演
そして数名に分かれてのグループ討議を主に、これからの日本聖公会のために話し合いました。

楽しいばかりの話し合いではありませんでした。
これから私は教会でなにをすればいいのか。
あの小さな教会は、私の地元でどのような役割を担っていくのか。
頭を抱える時間のほうが長かったように感じます。

しかしそんな中でも、
「青年の活動を支えていこう」
「青年の自主性を大切にしよう」
といった声が、沢山の方からあがったこと。
その理由の中に、今までのU26の活動が挙げられたこと。
U26世代だけではなく、私たちの上の世代の方々も、U26が必要だと言ってくださったこと。

この場に、青年代表として、教区から送られたことに心から感謝しました。

そしてそのことに甘んじず、より良い「青年共同体」を目指していきたい。
そう強く感じました。

パトリシアと夜、話していて、
「今までは教会は、行って、お祈りさえしていれば良い場所だったよね」
「教会って献金で成り立ってるんだよね」
と、今までに見えなかった教会の色んな面が一気に見えてきて、こんなに若い私たちに何ができるのか本当に悩みましたが、
少なくとも私たちは、教会に繋がる青年たちと友だちになる。
教会について話す。
教会に通う。
誰かが悩んでいるならいっしょに悩む。
今挙げただけでもこれだけのことができるんだ。
このことを皆で分かち合うためにも、U26の活動基盤をしっかりと作ろう。
そう思います。

3日目の夜には夕食交流会が行われ、その中のアピールタイムにて、
全国から集まった150名強の方々の前で、U26の活動とこれからについてお話させていただきました。
皆さんがこちらに顔を向けて、お箸を止めて、耳を傾けて下さり、
また他のU26のメンバーも隣に立って私の発表を見守ってくれました。
感謝。ありがとうございます。
そして、青年大会で京都教区が発表したあの「円盤体操」も皆さんといっしょに行い、
まさかのあのお方が!というような方まで、いっしょにUFOを呼ぶのをお手伝いして下さいました(^o^)!

今後、この「宣教協議会」で話し合われたこと、提言書などがそれぞれの教区・教会に行くことになるかと思いますが、
青年の方々にも、ぜひ一度目を通してもらいたいと思います。
よくわからないことが書いてあるかもしれない。
これってなんだろう?と思うことが多いかもしれない。
すごい厚さで、読む気が起きないかもしれない。
しかしその書類には、聖公会のこれからのため、そして私たちのために、皆さんが話し合ったことが書かれています。


20年後・30年後、教会には、今の私たち青年も確実にいます。
どうかそのことを覚えて、これからの主日を過ごしていって頂きたいと思います。

長くなりました。ご精読ありがとうございました。
主の平和が皆さんと共に、ありますように。

代表 マカリオス・ロダ

2012年9月1日土曜日

U26特別集会 開催しました!

お久しぶりの更新となりました。
もう9月になったというのに、まだまだ暑い毎日ですね。
地元の朝晩の冷え込みに恐怖を感じている、代表高木です。

さて、先日このブログでもお知らせいたしましたが、2月ぶりに全国からU26が集まった、
U26特別集会
についてのご報告です!

8月26日、青年大会が終わった後、そのままU26で集まり、分かち合いの時を持ちました。
場所は仙台にある、青葉静修館。東北教区で黙想会や修養会の会場として愛用されてきた施設です。
暑い中でしたが、参加者の熱気でさらに暑くなったような気がします。

今回は、北海道教区6人、東北教区5人、東京教区6人、中部教区1人、京都教区4人、大阪教区3人、神戸教区2人、北海道教区吉野執事、東北教区越山司祭、京都教区小林司祭の計30名が参加してくださいました。ありがとうございます。

分かち合いⅠでは、青年大会を振り返り、みんながどのような思いを持ったのか、
なにに心を揺さぶられたのか、またどうして青年大会に参加したのか、など様々な話を、グループに別れ分かち合いました。
そこで初めて気付かされたことも多く、同世代でも違う視点、というものに驚かされました。



夕食後は、分かち合いⅡとして、来年2月開催予定のU26全国集会について、皆がどのようなものにしたいかを聞く、という予定でしたが、
参加者の中にはU26の集まりが初めてだという人もたくさんいたので、改めてU26とはなにか、をお話することに。
その中で、
「実際U26はなにをするのか」
「何が目標・活動方針なのか」
「U26が何をしているのか全く伝わってこない」
など、様々な質問・意見が出され、今までの活動に足りなかった部分に気づかされました。
率直な意見を出してくれた参加者の皆に、心から感謝します。
このことを受けての今後のU26運営委員については、また後日記事を載せさせて頂きます。

U26が発足して2年目に入り、ここにきてようやく、全国のU26たちがU26に対し、どのような思いを持っているのかを知ることができました。

日本の聖公会の教会の未来像の中に、沢山の若者が描かれるように。
今教会の交わりの中にある若者が、更なる喜びを持って教会に足を運ぶように。

これからもU26をよろしくお願い致します。
主の平和、

U26代表 北海道教区 マカリオス・ロダ